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【香港旅行1日目】ピーチ・アビエーション063便で関西国際空港から香港へ〜出国・入境手続きとA21バスで文明里まで〜

【香港旅行1日目】ピーチ・アビエーション063便で関西国際空港から香港へ〜出国・入境手続きとA21バスで文明里まで〜

2026年3月7日(土)から3月9日(月)まで、2泊3日の日程で香港を訪れました。

今回の香港旅行記では、旅程1日目となる3月7日の様子を、関西国際空港から香港国際空港までの移動を中心にまとめます。

当初は地元・石川県の小松空港から香港へ向かう予定でしたが、予約していた香港エクスプレスの小松―香港線が、昨今の政治情勢などの影響により運休となってしまいました。

予定していた便が利用できなくなったのは残念でしたが、旅行そのものを諦めるのではなく、関西国際空港から出発するピーチ・アビエーションの航空券を改めて手配。前日に金沢から関西国際空港へ移動し、早朝便で香港へ向かうことにしました。

なぜピーチ・アビエーションを選んだのか

今回手配したのは、関西国際空港と香港国際空港を結ぶピーチ・アビエーションの往復航空券です。

区分搭乗日・便名出発到着
往路3月7日(土)MM063便関西国際空港 8時00分香港国際空港 11時45分
復路3月9日(月)MM064便香港国際空港 12時45分関西国際空港 17時10分

航空券はスタンダード運賃を選択し、燃油サーチャージや空港使用料、諸税などを含めて往復47,420円でした。

小松空港から出発できれば、金沢からの移動負担は大幅に少なくなります。しかし、香港エクスプレスの運休により、別の空港から利用できる便を探さなければなりませんでした。

関西国際空港発の便を調べたところ、出発時間と到着時間、航空券の価格のバランスが良かったことから、今回はピーチ・アビエーションを選びました。

往路のMM063便は関西国際空港を朝8時00分に出発し、香港国際空港へは昼前に到着します。到着後も午後の時間を有効に使えるため、2泊3日という短い旅行には使いやすい時間帯です。

前日に金沢から関西国際空港へ

MM063便は朝8時00分発のため、石川県から当日の朝に関西国際空港へ向かっていては、チェックイン時刻に間に合いません。

そのため、前日の3月6日(金)、仕事を終えてから金沢駅へ向かい、北陸新幹線「つるぎ」と特急「サンダーバード」などを乗り継いで関西空港駅まで移動しました。

この日は、関西国際空港の空港島内にあるホテル日航関西空港に宿泊しました。

ホテル日航関西空港は、関西空港駅やエアロプラザと直結しているため、翌朝の出発が早い国際線を利用する際には非常に便利です。前日の移動が遅い時間になったとしても、翌朝に鉄道の遅延や道路渋滞を心配する必要がありません。

仕事を終えてから金沢を出発し、その日のうちに関西国際空港まで移動するのは少々慌ただしいものの、早朝便を確実に利用するためには、空港周辺で前泊するのが最も安心できる選択だと感じました。

関西国際空港第2ターミナルへ

ピーチ・アビエーションの国際線は、関西国際空港の第2ターミナルから出発します。

ホテル日航関西空港をチェックアウトした後、エアロプラザ1階にある無料連絡バス乗り場へ向かいました。第2ターミナルまでは、シャトルバスで10分ほどです。

関西国際空港の第2ターミナルでは、ピーチ・アビエーション、春秋航空、チェジュ航空などのLCCが運航する国内線や国際線が発着しています。

第1ターミナルと比べると建物は簡素な造りですが、チェックインカウンターから保安検査場、出国審査、搭乗口までの動線が分かりやすく、LCC専用ターミナルらしい機能的な施設です。

ピーチ・アビエーションのチェックインカウンターで搭乗手続きを済ませ、スーツケースを預け入れました。その後、保安検査場を通過し、出国手続きへと進みます。

この日は早朝だったこともあり、空港内はそれほど混雑していませんでした。チェックインから保安検査、出国審査まで、比較的スムーズに進むことができました。

関西国際空港での出国手続きの流れ

関西国際空港から国際線で出発する場合、基本的には次の流れで手続きを行います。

  1. 航空会社のカウンターや自動チェックイン機で搭乗手続きを行う
  2. 預け入れ手荷物がある場合は、航空会社のカウンターで荷物を預ける
  3. 保安検査場で、機内持ち込み手荷物と身体の検査を受ける
  4. 必要に応じて税関手続きを行う
  5. パスポートと搭乗券を提示し、出国審査を受ける
  6. 搭乗口を確認し、指定された時間までに移動する

日本人旅行者は、条件を満たしていれば顔認証ゲートを利用して出国手続きを行うことができます。

香港へ出発する際、パスポートと搭乗券をすぐに取り出せるように準備しておくと、保安検査から出国審査までスムーズに進めます。

出国審査を終え、制限エリアへ入りました。制限エリア内では免税店のほか、一部の飲食店も早朝から営業していました。

私は朝食を何も食べていなかったため、サンドイッチとコーヒーを購入し、店の前に設けられていたテーブル席でいただきました。

前日の仕事を終えてから金沢を出発し、関西国際空港まで移動してきたため、ここまで少し慌ただしい時間が続いていました。サンドイッチとコーヒーを口にしながら搭乗開始を待っていると、ようやく香港へ行くのだという実感が湧いてきます。

MM063便で関西国際空港から香港国際空港へ

MM063便は、関西国際空港を定刻8時00分に出発する予定です。

出発時刻の15分ほど前から、搭乗口で機内への案内が始まりました。

日系のLCCということもあり、搭乗客は日本人が多い印象です。春休みの時期ということもあって、若い旅行者の姿が目立ちました。

香港の街歩きやグルメを楽しむ人はもちろん、香港ディズニーランドへ向かう人も多かったのかもしれません。

この日の使用機材は、エアバスA320でした。

機内へ乗り込み、出発準備を終えたMM063便は、定刻より9分遅れの8時09分に関西国際空港を出発しました。

関西国際空港を離陸した機体は、淡路島方面へ向かい、その後は四国や九州、台湾付近を通過しながら香港を目指します。

LCCの機内は、フルサービスキャリアと比べると座席間隔が広いとはいえませんが、4時間ほどのフライトであれば十分に利用できる範囲です。

飲み物や軽食などの機内販売は有料となります。必要な場合は機内で購入できますが、搭乗前に飲み物や軽食を準備しておくのもよいでしょう。

早朝に関西国際空港を出発し、昼前には香港へ到着できるMM063便は、到着日から観光の時間を確保できる点が大きな魅力です。

香港国際空港へ予定より早く到着

関西国際空港から香港国際空港までの飛行距離は、約2,476kmです。

MM063便は、香港時間の11時25分、予定より20分早く香港国際空港へ到着しました。

日本と香港の時差は1時間で、日本のほうが1時間進んでいます。日本時間の8時09分に出発し、香港時間の11時25分に到着したため、実際の飛行時間は4時間16分でした。

ピーチ・アビエーションの機体は、香港国際空港第1ターミナルの25番ゲートに到着しました。

今回は到着ゲートから入境審査場まで、空港内のシャトルトレインに乗ることなく、歩いて移動することができました。

空港内の案内表示にある「Immigration」や「Arrivals」の文字に従って進み、最初に香港への入境審査を受けます。

香港国際空港での入境手続きの流れ

香港国際空港に到着してから一般エリアへ出るまでの基本的な流れは、次のとおりです。

  1. 到着ゲートから「Immigration」の表示に従って入境審査場へ進む
  2. パスポートを提示して入境審査を受ける
  3. 電光掲示板で、利用便の手荷物受取ターンテーブル番号を確認する
  4. 預け入れ手荷物を受け取る
  5. 税関で、申告品がなければ緑色の通路、申告品があれば赤色の通路へ進む
  6. 到着ロビーへ出る

この日の入境審査場には、長い行列ができていました。

ただし、入境審査を担当する係員が多く配置されており、列は思っていたよりも早く進んでいきました。

私の番になってパスポートを差し出すと、入境目的や滞在日数などを聞かれることはありませんでした。

審査官は私のパスポートを眺めながら、「Your name is Daichi?」と確認してきました。

私は「Yes, Daichi.」と答えましたが、入境審査で自分の名前を改めて確認されたのは初めてだったため、少し戸惑ってしまいました(笑)。

それ以外には特に質問されることもなく、無事に香港へ入境することができました。

香港入境時の到着カードと査証について

以前に香港を訪れたことがある人の中には、機内や空港で到着カードを記入した記憶がある人も多いと思います。

しかし、香港では2024年10月16日から、旅行者による紙の到着カードと出発カードの提出が廃止されています。

そのため、2026年3月時点では、香港への入境時に紙のEDカードを記入して提出する必要はありません。

また、日本国籍の旅行者が観光目的で香港に滞在する場合、90日以内の滞在であれば、原則としてビザは不要です。

ただし、ビザが不要であっても、香港への入境が無条件で保証されているわけではありません。有効なパスポートに加え、帰国便または第三国へ向かう航空券、滞在先、滞在費用などを確認される場合があります。

今回のような2泊3日の一般的な観光旅行であれば、事前にビザを申請する必要はありませんでした。

入境審査を終えた後は、電光掲示板で手荷物の受取場所を確認し、ターンテーブルへ移動します。

スーツケースを受け取り、税関を通過して到着ロビーへ出ると、いよいよ香港の街へ向かうことができます。

香港国際空港からA21系統のバスで文明里へ

香港国際空港から香港島や九龍半島へ向かう主な交通手段には、エアポート・エキスプレス(高速鉄道)、空港バス、タクシーなどがあります。

速さを重視するのであれば、エアポート・エキスプレスが便利です。一方、空港バスは鉄道よりも運賃が比較的安く、目的地によっては乗り換えなしでホテルの近くまで移動できます。

今回滞在するホテルは、九龍半島の油麻地にある文明里の近くです。そのため、香港国際空港から文明里まで乗り換えなしで向かえる空港バスのA21系統を利用することにしました。

A21系統は、香港国際空港から旺角、油麻地、佐敦、尖沙咀など、九龍半島の中心部を通って紅磡駅方面へ向かう路線です。

香港の空港バスでは、「A」が付く系統が空港と市街地を結ぶ主要な路線となっています。香港島方面、九龍方面、新界方面など、目的地によって複数の系統に分かれています。

A21系統は九龍半島の中心を通る彌敦道を走るため、旺角から尖沙咀にかけてのホテルを利用する旅行者にとって使いやすい路線です。

A21系統のバス乗り場

香港国際空港の到着ロビーを出た後は、「Buses」または「Ground Transportation Centre」の案内表示に従って進みます。

地上交通センターに到着したら、バス乗り場の案内板でA21系統を探し、指定された乗り場に並びます。

バスが到着したら、車両前方の電光表示に「A21」や行き先が表示されていることを確認してから乗車します。

空港バスは多くの系統が発着しているため、路線番号を間違えないように注意が必要です。

香港のバスの乗り方と支払い方法

A21系統を利用する際の基本的な乗車方法は、次のとおりです。

  1. 前方のドアから乗車する
  2. 乗車時に運賃を支払う
  3. 大きな荷物は1階の荷物置き場へ置く
  4. 車内表示やアナウンスで次の停留所を確認する
  5. 降車する停留所が近づいたら、車内の降車ボタンを押す
  6. 中央付近または後方のドアから降車する

運賃は乗車時に前払いします。

支払いには、香港の交通系ICカードであるオクトパスカードのほか、現金、タッチ決済対応のクレジットカードなどを利用できます。

クレジットカードは、VISAやMastercardなどのタッチ決済に対応している場合があります。Apple PayやGoogle Payなど、スマートフォンの決済サービスを利用できる車両もあります。

現金で支払う場合は、釣り銭が出ません。運賃ちょうどの香港ドルを用意しておく必要があります。

香港のバスでは、基本的に乗車時に運賃を支払い、降車時にはオクトパスカードやクレジットカードをタッチする必要はありません。

香港のバス運賃の仕組み

香港の路線バスは、日本の一部地域で見られるような、乗車時に整理券を取り、降車時に乗車距離に応じて運賃を支払う方式ではありません。

基本的には、乗車する停留所と進行方向に応じて運賃が設定されており、乗車時に表示されている金額を支払います。

一部の路線では途中区間から運賃が安くなる区間運賃が設定されていますが、空港から乗車した場合、途中で降りたからといって運賃の差額が返金される仕組みではありません。

A21系統を香港国際空港から利用する場合は、乗車時に空港発の運賃を支払い、そのまま目的地まで乗車します。

2026年3月時点で、A21系統の大人運賃は片道34.6香港ドルでした。

文明里までの所要時間

文明里のバス停は、英語では「Man Ming Lane, Nathan Road」と表示されます。

香港国際空港から文明里までの所要時間は、道路の混雑状況にもよりますが、おおむね50分から1時間ほどが目安です。

空港を出発したバスは、空港島を離れ、青馬大橋などを通って九龍方面へ向かいます。

車窓の風景は、空港周辺の開けた景色から、高層住宅や商業施設が並ぶ都市部の景色へと次第に変化していきます。

旺角や油麻地に近づくと、建物や看板が密集した、いかにも香港らしい街並みが目の前に広がります。

文明里で降りる場合は、車内の案内表示やスマートフォンの地図を確認しながら、停留所が近づいたところで降車ボタンを押します。

大きなスーツケースを1階の荷物置き場に置き、2階席に座っている場合は、目的地へ到着する少し前に1階へ下りておくと安心です。

香港の二階建てバスの由来

香港の街を走る二階建てバスは、香港を象徴する交通機関の一つです。

二階建てバスが香港で広く普及した背景には、かつて香港がイギリスの統治下にあったことが関係しています。

イギリスでは、ロンドンをはじめとする都市で二階建てバスが広く利用されており、その交通文化が香港にも取り入れられました。

また、香港は人口密度が高く、道路として利用できる土地も限られています。車両を横に大きくするのではなく、上方向に客席を増やす二階建てバスは、限られた道路空間で多くの乗客を運ぶのに適していました。

香港で二階建ての路線バスが本格的に導入されたのは、第二次世界大戦後の1949年とされています。

戦後の急激な人口増加によって公共交通の需要が高まり、一台で多くの乗客を運べる二階建てバスが定着していきました。

現在では単なる移動手段にとどまらず、二階建てバスが高層ビルや巨大な看板の間を走る姿そのものが、香港を代表する風景となっています。

空港から市街地へ向かうA21系統も、二階建て車両で運行されることが多い路線です。時間に余裕があれば2階席に座り、香港の街へ近づいていく車窓を楽しむのもおすすめです。

予定変更から始まった香港旅行

小松空港から利用する予定だった香港エクスプレスの運休によって、出発前から計画の変更を余儀なくされた今回の香港旅行。

前日の仕事を終えて金沢から関西国際空港へ移動し、ホテル日航関西空港に前泊。翌朝、関西国際空港第2ターミナルからピーチMM063便に搭乗し、香港へ向かいました。

関西国際空港でのチェックインや出国手続きは非常にスムーズで、フライトも予定より早く香港国際空港へ到着しました。

香港での入境審査では、審査官から自分の名前を確認されるという少し意外な出来事もありましたが、特に問題なく入境することができました。

そして香港国際空港からは、香港らしい二階建ての空港バスA21系統に乗車。

車窓の風景が、空港周辺の開けた景色から、看板とビルが立ち並ぶ九龍の街並みへ変わっていくにつれ、いよいよ香港旅行が始まるのだという気持ちが高まってきました。

次回は、A21系統のバスを文明里で降りた後に向かった、今回の香港旅行の滞在先ホテルをご紹介します。