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【群馬県渋川市】水澤観音へ参拝!六道輪廻を回して御朱印をいただきました!

【群馬県渋川市】水澤観音へ参拝!六道輪廻を回して御朱印をいただきました!

2026年8月8日(土)、群馬県みなかみ町の「レストランあすか」で少し早めの昼食をいただいた私たちは、次の目的地へ向かう途中、群馬県渋川市へ足を延ばしました。向かったのは、伊香保温泉からもほど近い「水澤観音」です。

水澤観音という名前は以前から知っていましたが、こうして実際に境内を歩くのはまた格別です。夏の濃い緑に包まれた境内には長い歴史を感じさせる堂宇が並び、坂東三十三観音霊場の札所らしい落ち着いた空気が漂っていました。今回は本堂へのお参りはもちろん、水澤観音を代表する六角堂で六道輪廻を回し、御朱印帳と御朱印もいただいてきました。

水澤観音とは?

「水澤観音」の名で広く親しまれている五徳山水澤寺は、群馬県渋川市伊香保町水沢にある天台宗の寺院です。坂東三十三観音霊場の第16番札所として知られ、正式には五徳山水澤寺といいます。

水澤観音の歴史は古く、寺伝によれば今からおよそ1300年前、推古天皇と持統天皇の勅願により、高麗の高僧であった恵灌僧正によって開かれたと伝えられています。御本尊は十一面千手観世音菩薩で、国司高野辺家成公の三女であった伊香保姫の御持仏であったと伝わる仏様です。現在は秘仏として大切にお祀りされています。

長い歴史の中では度重なる災火にも見舞われ、かつて数多くあった堂宇や仏像の多くを失いました。現在の観音堂や仁王門などは江戸時代に再建されたもので、観音堂と仁王門は群馬県指定重要文化財となっています。1300年という時間を考えると、現在こうして私たちがお参りできる背景には、長年にわたって寺院や地域の皆様が守り伝えてこられた歴史があることを改めて感じます。

緑に包まれた境内へ

駐車場から境内へ向かうと、周囲は木々に囲まれ、8月とはいえ山寺らしい落ち着いた雰囲気に包まれていました。境内には観音堂を中心に、六角堂や鐘楼、釈迦堂などがあり、それぞれを巡りながらお参りすることができます。

まずは手水で手を清めます。苔むした岩と竹筒から流れる水が印象的で、境内の自然と一体になったような手水場でした。

境内を歩いていると、たくさんの仏様が並ぶ場所もありました。ひとつひとつに手を合わせる方の姿もあり、観光地としてだけではなく、今も大切な信仰の場所であることを実感します。

少し意外だったのが、境内にあった「獅子舞おみくじ」です。200円を入れると獅子が動いておみくじを運んでくれる仕組みで、歴史ある寺院の中にこうした親しみやすいものがあるのも面白いところです。

六角堂で六道輪廻を回す

水澤観音を訪れたら、ぜひお参りしておきたいのが「六角堂」です。正式には水沢寺六角二重塔といい、群馬県指定重要文化財となっています。

六角堂はその名の通り六角形をした二重の塔で、下層には回転する内陣が設けられています。その六面には、それぞれ地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天人道という六道を守る六地蔵尊が祀られています。上層には大日如来が安置されており、建物そのものが仏教における六道輪廻の思想を表した非常に珍しい造りになっています。

六道とは、生きるものが生前の行いによって六つの世界を生まれ変わりながら巡るという仏教の考え方です。その六道を守る六地蔵尊を祀った内陣そのものが回転するというのですから、初めて見ると少し驚きます。

水澤観音の案内に従い、私たちも六地蔵尊を左へ三回、ぐるぐると回してお参りしました。見るだけの文化財ではなく、自分の手で実際に回してお参りできるというのも、水澤観音の六角堂ならではです。

何百年もの間、ここを訪れた多くの参拝者が同じように手を添えてきたのかと思うと、単なる観光施設とは違う、信仰の場所として積み重ねられてきた時間を身近に感じます。

観音堂でお参り

境内の中心となるのが観音堂です。大きな提灯が掲げられた正面に立つと、重厚な建物とともに華やかな装飾が目に入ります。

御本尊の十一面千手観世音菩薩は秘仏のため普段拝観することはできませんが、観音堂の前で手を合わせ、旅の安全などを祈願しました。香炉から立ち上る煙と、多くの参拝者が静かに手を合わせる姿も印象に残りました。

見上げて気付く水澤観音の彫刻

水澤観音でぜひ注目していただきたいのが、堂宇に施された彫刻です。お参りを終えてそのまま通り過ぎてしまうのは少々もったいありません。少し立ち止まり、軒下や天井を見上げてみると、実にさまざまな意匠を見ることができます。

人物や波、植物などを表現した立体的な彫刻も数多く残り、鮮やかな色彩と細かな造形に目を奪われます。

境内には長年にわたる信仰の歴史を伝える奉納額なども残されています。寺院という建物だけを見るのではなく、こうした奉納物にも目を向けると、地域や参拝者とのつながりが見えてきます。

さらに建物の細部へ目を向けると、丸い枠の中に松や水辺の風景を表現した彫刻など、一つひとつ異なる意匠が施されています。

柱や梁の陰にも迫力ある彫刻が隠れていました。正面から建物を見るだけでは気付かないものも多く、カメラを手に境内を歩いていると、ついつい上を見ながら歩く時間が長くなります。

御朱印帳と御朱印

お参りを終えたところで、本堂正面にある御札場へ向かいました。こちらでは御祈願や御供養の申し込みのほか、御朱印の受付も行われています。

今回は水澤観音で御朱印帳をいただき、その御朱印帳に御朱印もいただきました。旅先で寺社を訪れ、そこでいただいた御朱印を残していくことは、後から旅を振り返る楽しみにもなります。写真とはまた違った形で、その土地を訪れた記憶を残せるのが御朱印の魅力です。

水澤観音では「坂東十六番札所 千手観音」と「六角堂 六地蔵尊」の御朱印をいただくことができます。坂東三十三観音を巡礼されている方はもちろん、旅先で寺社へ立ち寄るのが好きな方にとっても、楽しみのひとつになるのではないでしょうか。

水澤観音を参拝して

今回、水澤観音へ立ち寄ってみて改めて感じたのは、ここが単に有名な観光寺院というだけではなく、1300年もの長い歴史の中で信仰が受け継がれてきた場所であるということです。

観音堂の大きな提灯や美しい彫刻、県指定重要文化財となっている六角堂、境内に並ぶ仏様など、見どころは少なくありません。その中でも私にとって特に印象に残ったのは、やはり自分の手で六地蔵尊を回してお参りする六道輪廻でした。

伊香保温泉や水沢うどんを目的にこの周辺を訪れる方も多いと思いますが、時間に余裕があれば水澤観音にも足を運んでみてはいかがでしょうか。私たちも旅の途中での参拝でしたが、夏の緑に包まれた境内を歩き、観音様に手を合わせ、六道輪廻を回し、最後に御朱印をいただくことができました。旅先でこうした歴史ある寺院に出会えるのも、寄り道をしながら旅をする楽しみのひとつです。

水澤観音

項目内容
寺院名五徳山 水澤寺
通称水澤観音 水澤観世音
宗派天台宗
御本尊十一面千手観世音菩薩
札所坂東三十三観音霊場第16番札所
御朱印坂東十六番札所 千手観音 六角堂 六地蔵尊
所在地〒377-0103 群馬県渋川市伊香保町水沢214
地図https://maps.app.goo.gl/cst46WUbixD5MfKj7
アクセス<車>
関越自動車道「渋川伊香保IC」から約12km
(約20分) 
<公共交通機関>
JR高崎駅またはJR渋川駅から
群馬バス「伊香保温泉行き」に乗車
「水沢観音」下車
電話番号0279-72-3619
拝観時間<平日>
9時00分から16時00分
<土曜日・日曜日・祝日>
8時00分から17時00分
拝観料無料
駐車場あり(無料)
普通車:約400台
大型車:約30台
(二輪車駐車可)
公式サイトhttp://www.mizusawakannon.or.jp/

※拝観時間や御朱印の受付時間などは変更される場合があります。参拝前に公式サイトで最新情報をご確認ください。