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【福井県あわら市】北陸 福井 あわら温泉 美松で新たに始まったフレンチコース「湯韻」を堪能!

【福井県あわら市】北陸 福井 あわら温泉 美松で新たに始まったフレンチコース「湯韻」を堪能!

福井県を代表する温泉地のひとつ、あわら温泉。その温泉街に佇む「北陸 福井 あわら温泉 美松」が、新たな食の取り組みとしてフレンチコース「湯韻(ゆいん)」をスタートしました。

今回はフレンチコース「湯韻」の試食会にお招きいただき、一足早く料理を味わう機会をいただきました。

温泉旅館の夕食といえば、旬の魚介や山の幸を取り入れた会席料理を思い浮かべる方が多いかもしれません。そのなかで美松が提案する「湯韻」は、福井県産の食材や北陸の食文化をフランス料理の技法で表現した、新しい温泉旅館の美食体験です。

コース名には、温泉の余韻とともに料理を味わう時間をゆっくり楽しんでほしいという思いが込められています。料理を手掛けるのは、美松フレンチ部門の竹内光輝料理長。料理は温泉露天風呂付スイート「美悠」の客室で、周囲を気にすることなくゆっくり楽しめます。

今回いただいたコースのテーマは、「美悠―湯韻― ~湯にほどけ、皿に満ちる~」。温泉で身体をほどき、福井の食材を使った料理で心まで満たしていく。そんな美松ならではの滞在を表現したコースとなっています。

福井の恵みを一皿ずつ味わうフレンチコース「湯韻」

福井の断片

コースの始まりを飾るのは、「福井の断片」と名付けられた一皿です。

とうもろこしのやさしい甘み、福井県産のブランドトマト「越のルビー」、農園メロン、初夏野菜と鱧、福井サーモン、磯梅貝など、福井の海と大地が育んだ食材が少しずつ盛り込まれています。

最初の一皿からひとつの食材を主役にするのではなく、異なる味わいや食感を少量ずつ楽しめる構成です。これから始まるコースへの期待を高めながら、福井の食の豊かさを身体に染み込ませていくような一皿でした。

若葉の旋律

続いて登場した「若葉の旋律」は、マイカとズッキーニを組み合わせた軽やかな料理です。

福井を代表する発酵食品のひとつである「へしこ」の旨みに、フロマージュ・ブランのやわらかな酸味を重ねています。海の幸と乳製品という異なる素材が自然に調和し、へしこの塩味や旨みを生かしながら、フレンチらしい繊細な一皿に仕立てられていました。

福井の伝統的な食文化をそのまま提供するのではなく、新しい料理として再構築しているところにも、「湯韻」の魅力を感じます。

川の記憶

「川の記憶」は、鮎の香りを最中に閉じ込めた、見た目にも印象的な一皿です。

最中を手に取り、口へ運ぶと広がる鮎の風味。そこに青蓼の清涼感が加わり、川辺の風景を思い浮かべるような余韻を残します。

ナイフとフォークだけでなく、手で味わう料理をコースの途中に取り入れることで、食感や香りをより身近に感じられる構成となっていました。

碧い海の恵み

魚料理は、敦賀の真鯛と甘海老の旨みを重ねた「碧い海の恵み」です。

日本海に面する福井県は、四季を通じて豊かな魚介類に恵まれています。その海の幸に、おかひじきや枝豆を合わせ、心地よい食感と季節感を添えた一皿です。

真鯛の上品な味わいと甘海老の濃厚な旨みを中心に、野菜の食感や香りが加わることで、北陸の海を感じさせながらも重たさを感じさせない料理に仕上げられていました。

大地のルビー

「大地のルビー」の主役は、福井県を代表するブランドトマト「越のルビー」です。

越のルビーが持つ爽やかな酸味と甘みを生かし、バジルの香りを組み合わせた一皿。鮮やかな色合いと涼やかな味わいが、魚料理から肉料理へと向かうコースの流れを静かに整えてくれます。

福井の食材を象徴する越のルビーを、単なる付け合わせではなく、ひとつの料理としてじっくり味わえるのも印象的でした。

若狭の誇り

コースのメインを飾る「若狭の誇り」には、福井県が誇るブランド牛「若狭牛」が使われています。

若狭牛の力強い旨みに合わせるのは、福井県鯖江市の伝統野菜として知られる吉川茄子。さらに黒にんにくを加えることで、肉の旨みと茄子の滋味に奥行きのある余韻を生み出しています。

福井の海の幸だけでなく、肉や伝統野菜まで取り入れることで、コース全体を通して福井県の食材の幅広さを感じることができました。

紅の余韻

コースを締めくくるデザートは、いちごを使ったバシュランです。

バシュランは、メレンゲやクリーム、アイスクリームなどを組み合わせたフランスのデザート。メレンゲの軽やかな食感と、いちごの甘酸っぱさが重なり、食後にも心地よく味わえる一皿となっています。

料理を食べ終えたあとまで静かに続く余韻も含めて、「湯韻」というコース名にふさわしい締めくくりでした。

温泉旅館だからこそ楽しめる、新しいフレンチのかたち

フレンチコース「湯韻」を通して感じたのは、単に温泉旅館でフランス料理を提供するのではなく、福井の風土や食文化を一皿ずつ丁寧に表現しようとする美松の姿勢でした。

福井サーモンや敦賀の真鯛、甘海老、若狭牛、越のルビー、吉川茄子といった地域の食材に加え、へしこや青蓼などの伝統的な味や香りも取り入れられています。それぞれの食材をフランス料理の技法によって組み立てながらも、コース全体からはしっかりと「福井らしさ」が伝わってきます。

また、「湯韻」はレストランへ移動して味わうのではなく、温泉露天風呂付スイート「美悠」の客室でいただく部屋食です。温泉に浸かって身体を休めたあと、プライベートな空間で大切な人と会話を楽しみながら、一皿ずつゆっくり味わえることも、このコースならではの魅力です。

温泉、客室、料理をそれぞれ別のものとして楽しむのではなく、滞在全体をひとつの物語として味わう。美松が新たに取り組むフレンチコース「湯韻」は、これまでの温泉旅行とは少し異なる、福井ならではの美食旅を提案してくれるコースでした。

記念日の旅行や夫婦での温泉旅行、ご家族との大切な時間など、少し特別なあわら温泉滞在を計画している方におすすめです。

今回は貴重な試食会にお招きいただき、ありがとうございました。

フレンチコース「湯韻」の予約

フレンチコース「湯韻」は、温泉露天風呂付スイート「美悠」への宿泊とセットになった専用プランから予約できます。提供内容や料金、空室状況は宿泊日によって異なるため、最新情報を公式予約ページでご確認ください。

https://reserve.489ban.net/client/mimatu/0/plan/id/256572/stay

北陸 福井 あわら温泉 美松の基本情報

項目内容
施設名北陸 福井 あわら温泉 美松
所在地福井県あわら市舟津26-10
電話番号0776-77-2600
公式ホームページ北陸 福井 あわら温泉 美松 公式ホームページ
アクセスJR北陸新幹線・ハピラインふくい線「芦原温泉駅」から送迎バスで約15分
えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」から送迎バスで約5分

※無料送迎バスは、JR北陸新幹線・ハピラインふくい線芦原温泉駅と、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅から運行されています。利用する場合は、宿泊前に電話などで予約が必要です。

※料理の内容は、季節や食材の仕入れ状況などにより変更される場合があります。